前回は介護士になった理由をつづりましたが、今回は幼稚園教諭を目指していた僕が介護士を続けている理由を綴って行きたいと思います。一つ目、ご利用者の方から言って頂けるありがとうという感謝の気持ちが素直に嬉しいということ。ありがとうだけでなく、あなたがいてくれて良かったとか、孫みたいで嬉しいとか。そんな言葉がやる気に繋がるということです。二つ目、趣味が活かせるということ。僕は音楽が好きです。歌は勿論、下手くそですが、ピアノやウクレレとか楽器も好きです。そんな趣味を活かして、音楽のレクリエーション(娯楽、余暇活動)をしたり、個別で聴きたいという方にはお部屋に行って演奏したりしています。その中で感動したよとか、また聴かせてねと伝えて頂けるのがとても嬉しくて、なかなか自分の趣味を活かせる仕事ってないと思うのです。工場勤務でいきなり演奏したら怒られますもんねきっと。三つ目は自分自身単純にこの仕事が楽しいということです。ニュースとかでは大変な仕事(忙しく低賃金等)と言われていますが、どうなのでしょう。確かに忙しく辛い時もありますが、何より誰かの為に役に立てるこの仕事は僕は好きです。魅力伝わりましたか?
実習生の指導をさせて頂くと絶対というくらい聞かれるのが、僕が何で介護の仕事を選んだのかということです。
そこでいつも僕はこう言ってます。「実は介護士じゃなくて幼稚園の先生がやりたかったんです。」と。
僕は保育士と幼稚園教諭の免許を専門学校で取得しました。本当は介護士をやろうとは考えておらず、幼稚園の先生になろうと考えていたんです。
けれど、保育科の先生の勧めや、両親の勧めがあり、保育科卒業後、介護科へ進み介護福祉士を取得しました。
それでも幼稚園の先生になりたいという気持ちは変わらずでしたが、介護科の尊敬する先生に「2年でいいから介護の仕事をしてみなさい。保育にも必ず役に立つことがあるから。」とお話し頂き、介護の道へ進みました。2年限定でと心に決めていたのが、もう10年。幼稚園の先生の夢はどこに消えたのか。
僕が介護士になったのはこんな流れがありましたが、どうして幼稚園の先生じゃなくてずっと介護士をしてるのか。次回はそんな介護の魅力を綴っていきたいと思います。
個人のサイトを作成して、嬉しいことに毎日誰かがこのサイトをご覧頂いていることに感謝致します。話は変わりますが、僕の1stシングルのメッセージのジャケット画像ですが、施設のご利用者と僕が本当に握手をしている画像なんです。今は個人のプライバシーの問題等で写真の掲載も難しい中、ご利用者の方、ご家族の方に許可を頂いて撮影させて頂きました。実はこのサイトの歌詞のコンテンツに表示される画像の方こそがメッセージで握手をして下さったモデルの方なのです。俺で良ければいつでも出るよと言ってくださり、ご家族の方からもありがとうございますと逆に感謝して頂けたり。本当に感謝しています。出来るだけ自身の曲のジャケットにはご利用者やご家族の方に協力して頂き、介護の良さをアピールしていけたらと考えています。